初めての蜜蝋作り 続き

前回から

午後には蜜蝋が固まっていました。寸胴鍋から蜜蝋を取り出したのですが、ステンレスのメッシュザルとメッシュの収納袋にまだ多めに蜜蝋が残っていました。今度も水が黄色みがかっていましたので、蜂蜜が溶けたのではないようです。蜜蝋に含まれている水溶性の成分なのでしょうか。

14時41分撮影
メッシュの収納袋に蜜蝋が付いている 不純物は蜜蝋から分離できたようだ
重しの裏に蜜蝋が溜まっていた
今度も水が黄色みを帯びていた

取り出した蜜蝋の直径はおよそ25cm、厚みは4.3mm前後、重さは195g程ありました。不純物を漉す前の蜜蝋よりも、厚みで2mm、重さで86g程少なくなっていました。

蜜蝋の表面
蜜蝋の裏面 不純物はほぼ取り除かれている
蜜蝋の厚み
蜜蝋の重さ

初めての蜜蝋作り

12月6日、蜜蝋作りを始めました。
巣板を切り離した後の枠板に付いていた蜂蜜を水で洗い流し、枠板を分解して巣礎の残りを取り出しました。

枠板を水で洗う
枠板を分解して巣礎を取り出す

巣板などが入った大きな鍋に水を入れ、巣板に付いている蜂蜜を水で溶かして取り除きます。

蜂蜜がついている巣板を水で洗う

洗った巣板を26cm寸胴鍋に入れ、5L程水を入れて火にかけます。

火にかけた直後 16時46分撮影
スクランブルエッグのように見える 16時58分撮影
17時7分撮影
よく見ると蜜蝋が完全に液状になっている 浮いているのは不純物のようだ 17時8分撮影

加熱を止め、このまま次の日まで冷えるのを待つことにしました。

12月7日、蜜蝋が水と分離して浮かんで固まっていました。

蜜蝋が水に浮かんで固まっている 12月7日8時17分撮影
蜜蝋の下には黄色みを帯びた透明な水だけがあった 蜂蜜が水に溶けているのだろうか

蜜蝋の上面には不純物がついていました。蜜蝋の直径はおよそ25cm、厚みは6.3mm前後、重さは281g程ありました。

蜜蝋の厚み
蜜蝋の重さ

蜜蝋から不純物を取り除くことにしました。蜜蝋を4片に割り、メッシュの収納袋に入れ、寸胴鍋に入れました。収納袋の上にステンレスのメッシュザルを被せ、そのザルの上に重しを載せ、水を入れて加熱しました。

蜜蝋を4片に割り、メッシュの収納袋に入れた
水を加える前の様子

水温が80℃程になると、蜜蝋が溶けて浮いてくるようになりました。

9時33分撮影
蜜蝋が溶けているのがわかる 9時33分撮影
蜜蝋が水面に浮かんできた 9時34分撮影
9時34分撮影
9時38分撮影
9時42分撮影
9時57分撮影
透明度が増してきた 加熱を止めた 10時9分撮影

次回に続く

採蜜箱1箱からの採蜜 1.8kg

12月4日に、赤い屋根の巣箱Aの採蜜箱から採蜜した蜂蜜が、漉し器からほとんど滴下したようです。容器に1.4L程貯まっていました。

3層の漉し器で漉されて貯まった蜂蜜 12月6日10時18分撮影
1.4L程貯まっている

糖度を測ってみると、79.2度程(79.0 79.1 79.6 79.3 79.1の平均)ありました。
保管のため、瓶等に詰めました。

7個の小瓶には200gずつ、DISPENSERには322g、残りが65gで、合わせると1787gになりました。
赤い屋根の巣箱での養蜂では、家庭で蜂蜜を消費することを想定しています。ですから、家族構成によって違いがあるとは思いますが、一度の採蜜で1.8kg程採れれば、取り敢えず十分でしょう。今年は採蜜箱1つだけから採蜜しましたが、来年は複数の採蜜箱から採蜜できれば思います。

赤い屋根の巣箱の採蜜箱から採蜜

今年の9月21日のブログ「赤い屋根の巣箱の貯蜜」で、「採蜜するには、遠心分離器が利用できるように、1枚1枚の巣板が収納できるケースを作ると便利ですから、そのような収納ケースを作ってから採蜜しようと思います」と書いていましたが、この度(12月4日)、その収納ケースを作りました。

採蜜用の収納ケース

この収納ケース(蜜分離籠)は、透明アクリル板を使っています。また、遠心分離器が回転する際に、巣板が外れないように、アルミの丸棒を使っています。

設計図

採蜜に使ったのは、赤い屋根の巣箱Aの1段目の採蜜箱です。

赤い屋根の巣箱Aの1段目の採蜜箱
1段目の採蜜箱を底面から見たところ

まず、巣板を採蜜箱の側面から切り離します。

巣板は採蜜箱の側面にも付いている 巣板を側面から切り離したところ

巣板を採蜜箱から取り出します。

採蜜箱から巣板を取り出したところ 巣板は全部で8枚ある

巣板を枠板から切り離します。

切り取った蜜巣を蜜分離籠に入れて行きます。蜜分離籠に蜜巣を4枚入れるとアルミ棒で支えます。

もう1つの蜜分離籠にも同じようにして蜜巣を入れます。この後、この2つの蜜分離籠を遠心分離器にセットします。

蜜分離籠を遠心分離器にセットしたところ

これで採蜜の準備は完了です。遠心分離器を回転させた後、蜜分離籠を取り出すし、巣房から蜂蜜が抜けていました。

遠心分離器から蜜分離籠を取り出したところ 巣房から蜂蜜が抜けていた
採蜜した後の蜜蝋

クロスズメバチが飛来

初めて見たスズメバチ科のハチです。蜜を求めて多数やって来るようになりました。

踏み石に付いた蜂蜜を水で洗い流した跡、まだ薄く蜜が残っていたようだ 11月22日12時15分撮影
上方に蜜枠があり、芝地に垂れ落ちた蜜を吸っている 11月22日12時17分撮影
同上 11月22日12時17分撮影

クロスズメバチはスズメバチ科のハチです。肉食もします。知人が見つけたクロスズメバチはミツバチを捕食していました。

ミツバチを捕食するクロスズメバチ 11月16日撮影

赤い屋根の巣箱A(44群)の崩壊

44群は、3個の赤い屋根の巣箱の中では最も繁栄していたのですが、秋になって急速に働きバチの数が減っていました。
11月15日、数日前からその気配に気づいていたのですが、この日、盗蜂を確認しました。巣箱を出入りするミツバチがかなりの数いて、貯蜜を吸っている働きバチを巣箱側面の観察窓越しに見ました。

赤い屋根の巣箱を出入りするミツバチ 11月15日17時4分撮影
盗蜜の様子 巣房に頭部を突っ込んでいる この辺りは蜜蓋がしてあった

それから6日後の11月21日、ついに44群は崩壊していました。底箱に女王バチの死体がありました。巣板は底箱の底面まで延びていました。

巣板は巣門に対して垂直に作られている 右が巣門がある向き
巣箱本体の下方から巣板が飛び出している 左が下方向

カマキリムシがミツバチを襲う

庭でカマキリムシを幾匹か見かけていました。その中にはミツバチの巣箱にやって来ているのもいましたし、スズメバチ捕獲器に入り込んで、死んでしまったのもいました。
今日は、カマキリムシがミツバチを捕らえる瞬間を見ることができました。カマキリもこの時期、昆虫が少なくなると、ミツバチの天敵になるようです。

ミツバチを捕らえて食べるカマキリムシ 11月2日12時11分撮影

粘着捕獲器用の固定台を作る

赤い屋根の粘着捕獲器の1つを赤い屋根の巣箱を置いている台に設置していますが、捕獲器の縦幅の方が台の幅の30cmよりも長いため、捕獲器の脚が1部分はみ出していました。そこで、粘着捕獲器を台の上で安定させるために、捕獲器用の台を作成しました。

粘着捕獲器用の台

粘着捕獲器用の台の底面は、巣箱用の台から浮かせています。そうすることで、降雨後に両方の台が乾燥し易いようにしています。また、捕獲器用の台の中央は大きく空けていて、捕獲器に設置した粘着板を下から押して取り出し易くしています。

粘着捕獲器用の台の上に粘着捕獲器を設置したところ 11月2日
粘着捕獲器台の設計図

盗蜂による5群の崩壊

5群は急速に勢いがなくなってきていました。少し前の内検で女王バチがいないことが分かっていて、変成王台が1個見つかっていました。
9月28日、その5群の巣門周辺を比較的多くのミツバチが飛び交っていました。盗蜂を疑い確認するために巣箱を開けてみると、やはり盗蜂に遭っていました。

9月28日15時48分撮影
戦いが見られた 15時49分撮影
15時53分撮影
変成王台 16時22分撮影

続 改良スズメバチ捕獲器の捕獲状況

8月13日に「赤い屋根の巣箱」に設置した改良スズメバチ捕獲器のその後です。
捕獲器から捕獲したスズメバチを最後に取り出したのがいつだったのかの記録がありませんので、捕獲期間が不明ですが、以下は9月22日の捕獲器内の様子です。

赤い屋根の巣箱Aの捕獲器
赤い屋根の巣箱Bの捕獲器
赤い屋根の巣箱Cの捕獲器

捕獲スペースの2段目(上段)により多くのスズメバチが入っていることが分かります。捕獲スペースの2段構造が機能しているようです。
また、8月13日の改良捕獲器設置後、捕獲器内に入ったスズメバチをミツバチが追撃(追撃することで多くのミツバチが殺されることがしばしばあった)する場面はありませんでした。捕獲スペースの仕様が生かされたようです。

赤い屋根の巣箱の貯蜜

あれほど繁栄していた赤い屋根の巣箱A( 44群)ですが、急速に勢いが衰えてきていました。そこで、採蜜箱を3段にしていましたが、全て取り払うことにしました。
採蜜箱の1段目と2段目を切り離した際、2段目から下に延びていた蜜巣の一部が切り取られました。それが1段目の採蜜箱の上に付着していました。

1段目の採蜜箱の上面 2段目から下へ伸びた蜜巣の一部が付着している

この蜜巣を取り払い、この部分は食用にしました。後日、1段目の採蜜箱の重さを量ってみると、4.3kgありました。

採蜜箱の1段目の裏面 4.3kgあった

2段目は2.5kg、最上段の3段目は1.6kgありました。

採蜜箱の2段目の裏面 凹んだ部分が1段目の上面に付いた蜜巣に当たる 2.5kgあった
採蜜箱の3段目の裏面 巣礎から巣房がある程度盛られているが、貯蜜はない 1.6kgあった

そこで、貯蜜の量ですが、巣板の盛られた状態に違いはありますが、1段目の場合は4.3kgから1.6kgを引くと2.7kg、2段目の場合は0.9kgになります。したがって貯密量のおおよその重さは、3.6kgとなります。既に食用にした部分の蜜を考慮すると、貯蜜の量は、通常の蜜巣枠の2枚程度でしょうか。
1つの採蜜箱の中の巣板の面積は、通常の巣礎枠の2枚分ですから、1段目の貯密量の2.7kgは、通常の巣礎枠の2枚分と貯蜜の量がほぼ一致しています。
採蜜するには、遠心分離器が利用できるように、1枚1枚の巣板が収納できるケースを作ると便利ですから、そのような収納ケースを作ってから採蜜しようと思います。

巣門の位置認識

9月13日、54群に赤い屋根の巣箱用に製作した試作品のスズメバチ捕獲器を取り付けました。すると、直ぐ隣りの今は使われていない重箱式巣箱の巣門(54群と巣門の環境が類似している)を、戻ってきたミツバチが出入りしだしました。54群の巣箱にも近づくのですが、巣箱には入って行かないようです。

重箱式巣箱(右側)の巣門を出入りする戻ってきたミツバチ 9月13日8時33分撮影
重箱式巣箱の様子 8時35分撮影

そこで、スズメバチ捕獲器を取り外しました。すると54群の巣箱に戻って行きました。

8時37分撮影

このミツバチの行動から、ミツバチが巣箱、限定的に言えば巣門の位置をどのようにして覚えているかが分かります。三次元の空間的な位置のみでなく、巣門の環境を画像として覚えていて、(眼で見た)巣門の環境の方を優先していることになります。

ヘギイタダニの駆除を始める

8月26日にヘギイタダニを調べる器具を50群の底箱に設置しておきました。その器具をほぼ1週間後の9月3日に取り出しました。

金網の下にネズミ捕りシートを入れている 9月3日撮影

小さな点が多数見えますが、近くで見るとそれらはヘギイタダニでした。

ヘギイタダニがとても多く見える

ダニ駆除剤は入れていないにも関わらず、これだけたくさんのヘギイタダニが1週間程度で落下したのですから、巣箱の中には今もとても多くのダニがいることがわかります。
この日、アピスタンを飼育中の全ての巣箱に投与することにしました。一般的な巣枠で飼育している群が5群、重箱式が1群、縦長式が1群、そして赤い屋根の巣箱が3群、の計10群が対象です。

赤い屋根の巣箱Aは継箱を3段外して投与(継箱は再び重ねた) 9月3日撮影
赤い屋根の巣箱Cには継箱がないので蓋を取って投与

上の写真のように、赤い屋根の巣箱にも懸垂型の駆除剤が使えました。

ヘギイタダニによる崩壊を確認

8月26日のブログ「相次ぐ真夏の崩壊」で8月に4つの群が崩壊したことを書きましたが、9月2日には、12群が崩壊しているのが分かりました。
実はその崩壊が分かる前に、次のような光景を目にしていました。

9月2日11時46分撮影

12群の東隣りには10群の巣箱を置いているのですが、その巣箱の天板の上にネズミ捕りシートを置いていました。そのネズミ捕りシートに1匹の働きバチと女王バチが捕らえられていたのです。まだ2匹とも元気でした。なぜこんなところに女王バチがいるのでしょう。この女王バチはどこから来たのでしょうか。
そこで、西隣りの12群の巣箱を開けたのですが、その時、この12群が崩壊しているのが分かったのです。確言はできないものの、この女王バチは12群の女王バチだったのでしょう。
12群の巣脾を見ると蜜がたくさんありました。ただ、蓋がかかっている巣房の中には穴が空いている巣房がありました。

蜜がいっぱい貯まっている
穴が空いた蛹の巣房がある

巣箱の底はきれいで、ヘギイタダニなどの死体は見つかりません。

巣箱の底の様子 ヘギイタダニの死体はない

8月26日のブログでは、「8月に4群が崩壊してしまったのですが、何れも貯蜜がありましたので、蜜切れで餓死したわけではありません。個々の崩壊がそれぞれなぜ起こったのかは、分からないままになりました」と書きましたが、今回は群の崩壊の原因をヘギイタダニの可能性から調べることにしました。
蓋のある巣房を崩してみると、ヘギイタダニが見つかりました。

ヘギイタダニ 蛹に付いていた

巣箱に小型のアリがやって来ていたのですが、巣房を崩すとその中に居たヘギイタダニを狩っていました。ヘギイタダニの死体が巣箱の底になかったのは、こうしてアリが巣へ運んで行ったからなのかも知れません。

ヘギイタダニを狩る小型のアリ

驚いたことは、まだ幼虫の段階の1つの巣房の中に複数のヘギイタダニがいたことです。しかも、それが多くの巣房で見られました。

幼虫の段階の巣房の中にヘギイタダニが5匹いた 幼虫はまだ生きていた

ダニの駆除剤の説明では、1つの巣房に1匹のヘギイタダニが入るように読み取れますが、この崩壊した12群はそうではないのですから、恐らく蓋のある巣房の数よりもダニの個体数の方が多くなっていたのでしょう。12群はダニで末期状態になっていたようです。
蓋のある巣房を20個調べてみました。その結果は、ヘギイタダニが居なかったのは11個で、居たのは9個でした。45%の有蓋巣房にヘギイタダニが居たことになります。
8月に崩壊した4つの群も、恐らく多数のヘギイタダニに寄生されたのが崩壊の原因だったのでしょう。
崩壊後、ミツバチの死体が巣箱の中に残っていないのは、群ごと巣を捨てて出て行ったからなのでしょう。冒頭で書いたように、ミツバチの女王バチがネズミ捕りシートで見つかったのも、8月9日の夕刻、51群周辺をいつもになく多めのミツバチが飛び交っているのを目撃したのも、群ごと巣を捨てて出て行ったからなのでしょう。

赤い屋根の粘着捕獲器を製作

スズメバチ対策に粘着ネズミ捕りシートを使っていて、2点改善したいことがありました。1つは、ネズミ捕りシートに耐水性はあるものの、それでも濡らしたくないことと、2つ目は、捕らえられたスズメバチがもがく間にシートからはみ出して、シートを置いている台などに粘着剤が付くのを防ぐこと(捕らえられたスズメバチが、もがく間にシートからはみ出すことがあるため)です。
そこで、ネズミ捕りシートを収納する次のような容器を作りました。材質はアクリルです。

茶色の部分が粘着ネズミ捕りシート

8月28日、赤い屋根の巣箱の横に設置しました。

8月28日17時4分撮影
お捕り用にスズメバチを2匹シートに着けた

次の日の朝方、スズメバチを捕らえることができていませんでしたので、網でスズメバチを捕らえるなどして、徐々にお捕りを増やして、夕刻までにお捕りを8匹にしました。

この8匹はお捕り用 8月29日16時53分撮影

更に次の日(8月30日)の夕刻になって、やっと1匹ですが、スズメバチを捕獲することができました。

9匹になっている 奥中央のオオスズメバチがこの粘着シートで捕まった 8月30日17時20分撮影

9月2日、降雨後、この捕獲器を見に行くと、粘着シートの上に水滴があったものの、粘着シートの厚紙の部分に水が染み込んではいませんでした。

降雨後だが、シートは濡れてはいない ちなみに10匹になっている 9月2日10時44分撮影

粘着剤が容器の外に着かない構造にしていますから、その点を含めてこの粘着捕獲器は、十分に機能することが分かりました。
この捕獲器を「赤い屋根の粘着捕獲器」と呼ぶことにします。

相次ぐ真夏の崩壊

8月16日、17群が崩壊していました。

崩壊していた17群 多数の小型のアリが巣箱の中と地面との間を絶えず往復していた 8月16日17時33分撮影
巣箱の中 ミツバチの姿がない 17時33分撮影
巣箱の中を下から見る 巣板がぎっしりと張られていた
蓋を取り外すと、かなりの量の貯蜜が見られた
蓋の裏に付いた貯蜜

遠心分離器で採蜜をすると、2.41kgの蜜を取り出すことができました。糖度は3度測り、80.4度・79.2度・79.4度でした。

8月18日、26群が崩壊していました。

崩壊した26群 観察窓を覆う木の板を取り除いたところ ミツバチの姿がない 8月18日10時26分撮影
蓋を取り、すのこ状の中ぶたを外し、最上段の巣箱をその下の段から取り外したところ 貯蜜が見られる
最上段から切り離された上から2段目の断面 貯蜜が見られる

同日(8月18日)、51群も崩壊しているように見えました。そこで、巣箱を解体し始めたのですが、僅かにミツバチがいるのに気づきました。ただ、女王バチがいないことが分かりましたので、巣板を巣箱から取り除きました。

巣板が短い 8月18日14時28分撮影
4段重箱構成の下2段を取り外したところ
僅かに働きバチがいた 女王バチはいなかった

ところで、8月9日、夕刻、51群周辺をいつもになく多めのミツバチが飛び交っているのを目撃していました。

写真では分かりにくいが、ミツバチがいつもより多く飛び交っていた 8月9日18時0分撮影
18時0分撮影

そしてほぼ同時刻、49群にも異変が起きていました。架台の脚に群れを作ることは、これまでになかったことです。

49群の様子 18時12分撮影
49群の様子 18時13分撮影

この時の51群と49群の異変が、その後の51群が崩壊直前になっていたことと何らかの関連があるのかどうかについては不明です。
翌日の8月19日、26群と51群の貯蜜を遠心分離器で採蜜し、4.774kgの蜜を取り出すことができました。糖度は3度測り、79.9度・81.8度・78.9度でした。セイヨウミツバチを重箱式巣箱で飼育していても、趣味の養蜂なら、遠心分離器を使って十分な量の蜜が採れることが分かりました。

8月26日、47群が崩壊していました。この47群も蜜を残していました。

貯蜜がある

巣脾の様子を見ると、あちこちにスムシがいました。ハチ群が崩壊して時間が経っているようです。また、蜜蓋が掛かっていない蜜房の蜜に気泡が見られ、醗酵が始まっているようです。

かなりの数、スムシがいる
蜜が醗酵しているようだ
蜜が醗酵しているようだ

遠心分離器で採蜜するわけにはいかないので、47群が残した蜂蜜は、ミツバチにリサイクルさせようと思います。

以上のように、8月に4群が崩壊してしまったのですが、何れも貯蜜がありましたので、蜜切れで餓死したわけではありません。個々の崩壊がそれぞれなぜ起こったのかは、分からないままになりました。

改良スズメバチ捕獲器を設置

8月9日にスズメバチが多数襲来した時、スズメバチ捕獲器設計図)でスズメバチを捕獲できていませんでした。その原因は、2段ある捕捉空間の内、1段目(下段)への入り口が前面の金網の奥にあるからでしょう。
そこで、1段目への入り口を金網の面よりも前方に出しました。

下から外側へ覗き込んだところ 1段目への入り口を金網の面よりも前方に出した
下方が側面図 1段目への入り口を金網の面よりも前方に出している

また、2段目への入り口はアクリル板に接するようにしました。

2段目への入り口はアクリル板に接するようにした
俯瞰
8月13日、赤い屋根の巣箱A・B・Cともに捕獲器を取り付けた 8月13日14時19分撮影
赤い屋根の巣箱Aに取り付けた改良スズメバチ捕獲器 8月13日14時20分撮影

改良したスズメバチ捕獲器を取り付けた翌日の8月14日、赤い屋根の巣箱Aの捕獲器でスズメバチが捕獲できていました。

頭部だけは高さ幅6mmのスリットから出るようだ 8月14日13時44分撮影

改良することで捕獲器が機能するようになったようです。

スズメバチが多数襲来 赤い屋根の巣箱A

これまでもスズメバチが襲来していましたが、8月9日、遂に多数のスズメバチが赤い屋根の巣箱Aを襲いました。いよいよ本格的にスズメバチが襲来する季節に入ったようです。

赤い屋根の巣箱A オリジナルのスズメバチ捕獲器を取り付けている 8月9日8時48分撮影
スズメバチが1匹殺されていた 9時2分撮影
襲来後の巣箱下の様子 多数の働きバチの死体がある 9時6分撮影

主に捕虫網を使ってスズメバチを21匹を捕獲しました。それで、襲来は収まったのですが、多数のミツバチが殺されてしまいました。
オリジナルのスズメバチ捕獲器を取り付けてはいましたが、捕獲できていませんでした。

6群の崩壊

7月31日、6群が崩壊していることに気づきました。

6群
小型のアリが巣箱の中に入って行く 7月31日7時6分撮影

6群は、昨年度最初(3月26日)に分蜂してできた群です。分蜂元は4群でした。
今年になって継箱をする程の大きな群になっていました。6月9日には蜜枠2枚で採蜜をしています。しかし、少し前から、巣箱を出入りするミツバチが少なくなっていました。
7月31日、巣箱の中には蜜がかなりの量残っていました。蜜がなくなって崩壊したのではないようです。

参照:
王台除去直後に分蜂 そして合同」2022年4月25日
6群からの分蜂 57群』2022年5月12日