7月23日、69群の巣箱で見慣れない光景を見ました。
働きバチが繋がって垂れ下がり、下部にはスズメバチがいます。スズメバチには動きがなく、既に死んでいるようです。
翌日、スズメバチが下に落ちていましたので、そのスズメバチを観察して同定することにしました。
以上の形態から、このスズメバチはコガタスズメバチのようです。
参照:「セイヨウミツバチがスズメバチを倒す」(2021年8月16日)
7月23日、69群の巣箱で見慣れない光景を見ました。
働きバチが繋がって垂れ下がり、下部にはスズメバチがいます。スズメバチには動きがなく、既に死んでいるようです。
翌日、スズメバチが下に落ちていましたので、そのスズメバチを観察して同定することにしました。
以上の形態から、このスズメバチはコガタスズメバチのようです。
参照:「セイヨウミツバチがスズメバチを倒す」(2021年8月16日)
5群は急速に勢いがなくなってきていました。少し前の内検で女王バチがいないことが分かっていて、変成王台が1個見つかっていました。
9月28日、その5群の巣門周辺を比較的多くのミツバチが飛び交っていました。盗蜂を疑い確認するために巣箱を開けてみると、やはり盗蜂に遭っていました。
8月13日に「赤い屋根の巣箱」に設置した改良スズメバチ捕獲器のその後です。
捕獲器から捕獲したスズメバチを最後に取り出したのがいつだったのかの記録がありませんので、捕獲期間が不明ですが、以下は9月22日の捕獲器内の様子です。
捕獲スペースの2段目(上段)により多くのスズメバチが入っていることが分かります。捕獲スペースの2段構造が機能しているようです。
また、8月13日の改良捕獲器設置後、捕獲器内に入ったスズメバチをミツバチが追撃(追撃することで多くのミツバチが殺されることがしばしばあった)する場面はありませんでした。捕獲スペースの仕様が生かされたようです。
あれほど繁栄していた赤い屋根の巣箱A( 44群)ですが、急速に勢いが衰えてきていました。そこで、採蜜箱を3段にしていましたが、全て取り払うことにしました。
採蜜箱の1段目と2段目を切り離した際、2段目から下に延びていた蜜巣の一部が切り取られました。それが1段目の採蜜箱の上に付着していました。
この蜜巣を取り払い、この部分は食用にしました。後日、1段目の採蜜箱の重さを量ってみると、4.3kgありました。
2段目は2.5kg、最上段の3段目は1.6kgありました。
そこで、貯蜜の量ですが、巣板の盛られた状態に違いはありますが、1段目の場合は4.3kgから1.6kgを引くと2.7kg、2段目の場合は0.9kgになります。したがって貯密量のおおよその重さは、3.6kgとなります。既に食用にした部分の蜜を考慮すると、貯蜜の量は、通常の蜜巣枠の2枚程度でしょうか。
1つの採蜜箱の中の巣板の面積は、通常の巣礎枠の2枚分ですから、1段目の貯密量の2.7kgは、通常の巣礎枠の2枚分と貯蜜の量がほぼ一致しています。
採蜜するには、遠心分離器が利用できるように、1枚1枚の巣板が収納できるケースを作ると便利ですから、そのような収納ケースを作ってから採蜜しようと思います。
これまでもスズメバチが襲来していましたが、8月9日、遂に多数のスズメバチが赤い屋根の巣箱Aを襲いました。いよいよ本格的にスズメバチが襲来する季節に入ったようです。
主に捕虫網を使ってスズメバチを21匹を捕獲しました。それで、襲来は収まったのですが、多数のミツバチが殺されてしまいました。
オリジナルのスズメバチ捕獲器を取り付けてはいましたが、捕獲できていませんでした。
7月31日、6群が崩壊していることに気づきました。
6群は、昨年度最初(3月26日)に分蜂してできた群です。分蜂元は4群でした。
今年になって継箱をする程の大きな群になっていました。6月9日には蜜枠2枚で採蜜をしています。しかし、少し前から、巣箱を出入りするミツバチが少なくなっていました。
7月31日、巣箱の中には蜜がかなりの量残っていました。蜜がなくなって崩壊したのではないようです。
参照:
「王台除去直後に分蜂 そして合同」2022年4月25日
「6群からの分蜂 57群』2022年5月12日
4月19日のブログで、水飲み場を作ったことについて触れましたが、その後、水飲み場として機能していませんでした。砕石が多かったためか、しばらくすると水が蒸発して無くなっていました。
そこで、同じ陶器の鉢皿に水をいっぱいに入れ、浮き草を入れました。それから1週間ほど経った今日、ミツバチが水を飲みに来ていました。
赤い屋根の巣箱を使い始めて6週間ほど経ちますが、底箱はとてもきれいでした。6月1日には巣箱Cの6月4日には巣箱Bの底箱を取り替えましたが、いずれもスムシはいず、粉状の廃棄物もありませんでした。市販の10枚巣箱と比べると巣箱の底面積が随分と狭いのですが、そのことが良かったのでしょう。
先日作成したⅡ型280mL大気圧蜜器は、現在開発中の新たな巣箱の中用でした。今回は、屋外用に大気圧蜜器を製作しました。
Ⅱ型蜜器と内法の寸法は同じですが、高さの制限がなくなるため、2.8cmから変更して5cmとしました。これにより容量は500mLとなりました。また、蜜飲み場の幅を5mmから6mmに広げました。これは、屋外ですと複数の群が蜜器に集まってくるため少しでも密集を和らげるためです。また、上面を底面と同じ大きさに広げ、降雨の際、蜜飲み場に雨が入らないようにしました。その他、上面の穴は径を3mmとし、シリコン栓を外した際も、ミツバチが容器の中に入りないようにしました。更に大きな変更点としては、蜜飲み口(切り欠き)を8箇所から18箇所に増やしました。
この蜜器を「Ⅲ型500mL大気圧蜜器」と名付けます。