6月24日に28回目の分蜂がありました。「33群」と名付けます。この33群の分蜂元は9群のようです。大規模な分蜂でした。
この分蜂群の特徴は、2点あります。
1つは、確認できていた限りでは初めて蜂球を庭の外の自然木に作ったことです。
2つ目は、5日間も蜂球のままだったことです。





この蜂球のまま5日間を過ごし、6月28日の午後に逃去しました。その間、27日には1.5mmの降雨がありました。
6月24日に28回目の分蜂がありました。「33群」と名付けます。この33群の分蜂元は9群のようです。大規模な分蜂でした。
この分蜂群の特徴は、2点あります。
1つは、確認できていた限りでは初めて蜂球を庭の外の自然木に作ったことです。
2つ目は、5日間も蜂球のままだったことです。
この蜂球のまま5日間を過ごし、6月28日の午後に逃去しました。その間、27日には1.5mmの降雨がありました。
分蜂がいつまでも続く中で、分蜂群の収容を終了することにしていましたが、ニホンミツバチ用に自作した巣箱が1つあり、飼育中のニホンミツバチがもう分蜂しないだろうと考えて、この巣箱を新たなセイヨウミツバチの分蜂群に使うことにしました。
6月22日に27回目の分蜂があり、これをニホンミツバチ用天窓無しの巣箱に収容しました。「32群」と名付けます。この32群の分蜂元は20群です。ウメ露茜に蜂球を作りました。大規模な分蜂でした。
翌日になって、ニホンミツバチ用天窓無しの巣箱に収容しました。
6月14日に25回目の分蜂がありました。「30群」と名付けます。この30群の分蜂元は不明です。ムベ横のフェンスに蜂球を作りました。小規模な分蜂でした。
ところで、昨年からの3つの群を含め、もう既に20個の群を保有しています。「セイヨウミツバチの自然養蜂」の形を模索してきたのですが、ほぼ検証が出来るようになってきました。自作してきた巣箱ももう作らなくても良いようです。
そこで、もうこれ以上分蜂群を捕獲しないことにしました。そして、分蜂群をそのままにしておいて、その後の様子を観察することにしました。
日を越しての飛翔でした。
6月10日の14時過ぎ、空に分蜂群が舞っていました。4群から分蜂したように思えました。
ところが意外なことに、この空を舞う群れは、そのまま西方へと消えて行きました。蜂球を作らなかったのです。
しかし、これは、何かの勘違いなのかも知れません。2つの可能性があります。
1つは、蜂球が既に庭にできていて、それに気づいていなかったのかも知れません。
2つ目は、少し離れた確認できないところに蜂球を作ったのかも知れません。ちなみに、これまではほとんどが自宅の植木等に蜂球を作り、隣宅には3回蜂球を作ったのですが。
収容はできませんでしたが、分蜂群ではあるので、この分蜂群を「29群」と名付けます。
6月10日に23回目の分蜂がありました。「28群」と名付けます。この28群の分蜂元は8群のようですが、断定はできないでいます。ヤマモモに蜂球を作りました。大規模な分蜂でした。逃去した25群で使った18mm厚杉仕様瓶養蜂観察窓付き巣箱に収容しました。
25群については、こちらで触れていますが、今日6月6日、6月2日に収容した巣箱から逃去したことが分かりました。
今日の15時過ぎの27群の分蜂以前に、ビックリグミに小規模の蜂球ができていることに気付いていましたが、27群の収容を優先している間に、この小規模の蜂球がなくなっていました。
この小規模の蜂球も、分蜂群なのだろうと当然のように思っていたのですが、25群の巣箱が空になっていることに気づきました。蜂球があったビックリグミは、25群を収容していた巣箱の直ぐ横にあります。
25群が小規模な分蜂群であったことも考え合わせると、ビックリグミの蜂球は、25群が引越のために一時的に作った蜂球だった思われます。
昨年も含めてこれまでに、20回、分蜂群を収容してきましたが、初めて収容後に逃去がありました。ちなみに巣箱は様々な仕様のものを使ってきましたので、巣箱が逃去の要因ではなさそうです。
では、この25群は特別な群だったのでしょうか。今となっては検証しようがありません。
前回の18回目の分蜂(5月31日)の後、6月6日までに4回分蜂がありました。
群名 分蜂日 分蜂元 蜂球を作った場所・規模 収容巣箱
24群 6月 2日 10群? ヤマモモ 大規模 午後逃去
25群 6月 2日 10群? 清水白桃 小規模 18mm厚杉仕様瓶養蜂観察窓付き巣箱
26群 6月 5日 12群 ムベ 大規模 ニホンミツバチ用各窓付き(3段)
27群 6月 6日 11群 ムベ横のフェンス 市販10枚巣箱
24群と25群は、状況から考えて10群から同時に分蜂したのではないかと思われますが、どちらかが、他の群から分蜂していたのかも知れません。同じ分蜂群が、一時的に複数個所に蜂球を作ることはありますが、24群が午後には逃去し(したがって女王蜂がいたと考えられます)、その後まだ蜂球を作っていた25群を収容しています。ただし、収容蜂球に女王蜂がいたかどうかは確認していません。
26群の分蜂元の12群は、今年の4月21日に5群から分蜂した群です。昨年からの5群の女王蜂(元2群出身)が12群の女王蜂となり、その女王蜂が分蜂して22群として去った後の新12群女王蜂が、更に分蜂して26群の女王蜂になった可能性があります。
また、27群の女王蜂についても可能性として経緯を遡ることはできますが、26群の場合も同様ですが、それまでに分蜂元が不明な分蜂群がありましたので、あくまでも推測に過ぎません。