月別アーカイブ: 2021年7月

分蜂 39群・40群

7月20日に34回目の分蜂がありました。「39群」と名付けます。この39群の分蜂元は2群で、隣宅の高木の上部に蜂球を作りました。大規模な分蜂でした。翌日の午前中に逃去しました。

39群 分蜂元の2群 7月20日9時31分撮影
39群 隣宅の高木の上部に蜂球を作った 9時31分撮影 翌日の午前中に逃去

7月22日にも分蜂がありました。35回目の分蜂です。「40群」と名付けます。この40群の分蜂元は不明です。分蜂の規模も分かりません。
40群に気づいたのは、逃去する時になってのことでした。いつの間にかヤマモモに蜂球ができていたようで、夕刻、ちょうどヤマモモの近くにいて、そこから逃去する際の羽音で気づきました。写真を撮る間もなく飛び去って行きました。

擬似分蜂

7月13日に38群が分蜂した後の7月15日、とても小さな蜂群がありました。

アキグミに集まった蜂群 7月15日8時41分撮影
アキグミの蜂群の直下の様子 8時48分撮影

芝生の上の蜂群の中に、女王蜂かまたは死んだ女王蜂がいるのではないかと思い、調べてみましたが見つけることはできませんでした。また、アキグミの蜂群も少し崩しながら調べてみましたが、こちらも女王蜂を見つけることができませんでした。
結局、この蜂群は分蜂群とは言えないようなのですが、この蜂群の由来等については何も分からないままでした。

分蜂 35群から38群

前回の29回目の分蜂(7月2日)の後、7月13日までに4回分蜂がありました。

群名  分蜂日  分蜂元  蜂球を作った場所・規模   逃去日
35群  7月 3日  21群   アキグミ   大規模   7月6日昼頃逃去
36群  7月 10日  19群  ヤマモモの横のフェンス 中規模  7月13日昼頃逃去
37群  7月 13日  不明  ヤマモモ雄木  小規模  7月17日午前逃去
38群  7月13日  不明   ビックリグミ 大規模   7月14日午後逃去

分蜂してから逃去するまでの日数が長くなっています。37群は5日かかっていて、35群と36群は4日かかっています。それ以前に逃去したセイヨウミツバチの群が9群あり、ニホンミツバチは5群ありました。このことで、近辺に適した営巣場所が少なくなってきているのかも知れません。

35群 21群から飛び出す分蜂群 7月3日9時4分撮影
35群 アキグミに蜂球を作り始めた 9時10分撮影
35群 蜂球 11時7分撮影 4日後の7月6日昼頃逃去した
36群 分蜂元の19群 7月10日8時27分撮影
36群 分蜂群は既に巣箱から出てしまったようだ 残された働きバチの数が少ない 8時28分撮影
36群 ヤマモモの横のフェンスに蜂球を作り始めた 8時36分撮影
36群 9時33分撮影
36群 7月13日の様子 蜂球ができて4日が経っている 8時28分撮影 この日昼頃逃去した
37群 ヤマモモの雄木に蜂球 右上の蜂球は36群 7月13日8時48分撮影
37群 分蜂して5日目の7月17日午前、逃去して行った 7月17日10時7分撮影
38群 空を舞う 7月13日8時27分撮影
38群 ビックリグミに蜂球 8時45分撮影
38群 7月14日10時41分撮影 この後午後に逃去 

底箱の汚れ

スムシ対策として、自作の巣箱では底箱を2個作り、底箱を極く短時間で交換することで、巣箱の底の清掃をしています。
下の2つの写真はほぼ2週間後に取り替えた底箱です。

上写真と下写真の底箱の仕様の違いは、上は巣門が底面にあるのに対して、下は巣門が底面にはなく巣箱本体の途中にあります。その仕様の違いによる汚れの違いはあまりにもはっきりとしています。巣門を巣箱の底面に作るべきでしょう。

次もほぼ2週間後に取り替えた底箱です。

底箱を取り替えてしばらくしてから撮影しましたから、働きバチの数が少なくなっていますが、上の巣箱では、底箱まで働きバチで一杯でした。それに対して、下の巣箱は働きバチの数が少なく、底箱を埋め尽くすほどではありませんでした。その違いが、汚れの量の違いとなって現れています。

巣箱の底を清潔に保つには、底箱に数多くの働きバチがいるのがよいのでしょう。このことを言い換えれば、箱底の「ハチ密度」が高いほどよいと言うことになり、箱底の底面積を狭くすることで「ハチ密度」を高めることができるとも言えます。これは、どのような巣箱を作るかを考える際に考慮すべき知見になることでしょう。

分蜂 34群 分蜂中の巣箱の中を写す

7月2日に29回目の分蜂がありました。「34群」と名付けます。この34群の分蜂元は19群で、ヤマモモに蜂球を作りました。大規模な分蜂でした。
この分蜂時に、初めて巣箱内の様子を写すことができました。
次の動画は、最初の30秒間が巣箱の中、次の43秒間が外の様子、最後の17秒間が巣門の周りの様子です。それぞれ、8時6分からの30秒間、8時8分からの43秒間、8時11分からの17秒間になります。
この34群は、14時20分頃に逃去しました。

巣箱の中(8時6分から30秒間)、外の様子(8時8分から43秒間)、巣門の周りの様子(8時11分から17秒間)
ヤマモモに蜂球を作り始めた 7月2日8時26分撮影
既に出来上がった蜂球 11時43分撮影
蜂球から飛び出した34群の群れ 14時24分撮影