日別アーカイブ: 2021年7月2日

底箱の汚れ

スムシ対策として、自作の巣箱では底箱を2個作り、底箱を極く短時間で交換することで、巣箱の底の清掃をしています。
下の2つの写真はほぼ2週間後に取り替えた底箱です。

上写真と下写真の底箱の仕様の違いは、上は巣門が底面にあるのに対して、下は巣門が底面にはなく巣箱本体の途中にあります。その仕様の違いによる汚れの違いはあまりにもはっきりとしています。巣門を巣箱の底面に作るべきでしょう。

次もほぼ2週間後に取り替えた底箱です。

底箱を取り替えてしばらくしてから撮影しましたから、働きバチの数が少なくなっていますが、上の巣箱では、底箱まで働きバチで一杯でした。それに対して、下の巣箱は働きバチの数が少なく、底箱を埋め尽くすほどではありませんでした。その違いが、汚れの量の違いとなって現れています。

巣箱の底を清潔に保つには、底箱に数多くの働きバチがいるのがよいのでしょう。このことを言い換えれば、箱底の「ハチ密度」が高いほどよいと言うことになり、箱底の底面積を狭くすることで「ハチ密度」を高めることができるとも言えます。これは、どのような巣箱を作るかを考える際に考慮すべき知見になることでしょう。

分蜂 34群 分蜂中の巣箱の中を写す

7月2日に29回目の分蜂がありました。「34群」と名付けます。この34群の分蜂元は19群で、ヤマモモに蜂球を作りました。大規模な分蜂でした。
この分蜂時に、初めて巣箱内の様子を写すことができました。
次の動画は、最初の30秒間が巣箱の中、次の43秒間が外の様子、最後の17秒間が巣門の周りの様子です。それぞれ、8時6分からの30秒間、8時8分からの43秒間、8時11分からの17秒間になります。
この34群は、14時20分頃に逃去しました。

巣箱の中(8時6分から30秒間)、外の様子(8時8分から43秒間)、巣門の周りの様子(8時11分から17秒間)
ヤマモモに蜂球を作り始めた 7月2日8時26分撮影
既に出来上がった蜂球 11時43分撮影
蜂球から飛び出した34群の群れ 14時24分撮影