月別アーカイブ: 2022年5月

赤い屋根の巣箱Cから分蜂 60群

5月25日に、分蜂を避けるためと採蜜のために採蜜箱を設置していたのですが、5月31日に赤い屋根の巣箱「C」の46群が分蜂してしまいました。

巣箱から出て行く分蜂が、ほぼ終わった頃の巣箱Cの様子 5月31日9時49分撮影
庭の上空を舞う分蜂群 9時49分撮影

ところが、分蜂群は庭に蜂球を作りませんでした。自宅周辺の木々を見ても蜂球は見当たりませんでした。
分蜂後は、巣箱Cの巣門前の着地台の裏に、蜂球ができなくなりました。

一番奥が巣箱C 巣門前の着地台の裏に蜂球がない 5月31日14時48分撮影
2日前の5月29日の巣箱Cの様子 16時46分撮影

この分蜂群を60群と名付けます。

分蜂元不明 とても小規模 59群

5月29日に気付いたのですが、ヤマモモの木にとても小規模な蜂球ができていました。あまりにも小さな蜂球だったため、長い間気づかなかったのかも知れません。

ヤマモモの木の蜂球 5月29日9時38分撮影

分蜂元は分かりません。捕獲しないで、そのままにしておきます。
この分蜂群を59群と名付けます。

赤い屋根の巣箱に採蜜箱設置

赤い屋根の巣箱Aに44群を入居させたのは4月20日、巣箱Bに45群を入居させたのは4月21日、巣箱Cに46群を入居させたのは4月23日でした。それから1ヶ月少々経つのですが、巣門前の着地台の裏に蜂球を作るぐらい増勢してきました。

手前からA・B・Cの巣箱 5月25日14時47分撮影
巣箱A
巣箱B
巣箱C
最も大きなコロニーのように思える巣箱Cの46群 5月25日14時47分撮影

そこで、5月25日、分蜂を避けるためと採蜜をするために、採蜜箱を設置することにしました。

巣箱A・B・Cの採蜜箱ともそれぞれ3枚ずつ巣礎枠を入れた
巣箱本体の上に採蜜箱を設置したところ 採蜜箱の側面から撮影 15時38分撮影
採蜜箱設置後の「赤い屋根の巣箱」 巣板用のすのこの上に載せていた方形のベニヤ板は取り外した 15時50分撮影

分蜂元不明 富有柿に蜂球 58群

5月11日、夕刻気づくと富有柿に蜂球ができていました。いつ分蜂したのか、どの群からの分蜂だったのかは分かりません。翌日の12日も蜂球のまま留まっていました。

富有柿の木に蜂球 5月11日16時59分撮影
5月12日7時31分撮影

この分蜂群を58群と名付けます。

6群からの分蜂 57群

6群は分蜂しないように手だてを講じてきました(「王台除去直後に分蜂 そして合同」)。
5月10日、10時前、巣門周辺のミツバチの数が、この時間帯としてはいつもより多いように感じていました。それが、分蜂の前兆だったのです。しばらくして分蜂が始まってしまいました。

分蜂の前兆だった 5月10日9時58分撮影
分蜂が始まったようだ 巣門下の芝生に多数のミツバチが落ちている 10時16分撮影

分蜂群は、庭の東方面へと進んで行きました。そして、庭を越えて、林の中で蜂球を作り始めました。

分蜂群は庭を東方面へと進む 10時23分撮影
10時31分撮影
林の中で蜂球を作り始めた 10時38分撮影
10時45分撮影
蜂球は安定していた 12時18分撮影

その2日後の5月12日も、まだ林から逃去せず、蜂球のままでした。
そもそも6群を分蜂させたくなかったこと、また分蜂群がとても大きかったこともあって、この分蜂群を捕獲したかったのですが、林の中の高い木に蜂球を作ったので、捕獲を諦めざるをえませんでした。

26群からの分蜂 56群

5月8日13時前、26群から分蜂が始まっていました。

南斜面下に置いている26群から分蜂が始まっていた 5月8日12時52分撮影
巣門の前 13時3分撮影
観察窓から見た分蜂中の巣箱の中 たくさんのミツバチが活発に動き回っている 13時4分撮影

分蜂したミツバチたちは、近くのムベの木を誘引しているフェンスの支柱に集まりかけていましたが、しばらくすると、そこから離れた場所にある八朔の木に集まり始めました。

フェンスの支柱に集まりかけていた 13時9分撮影
しばらくして八朔の木に集まり始めた 13時47分撮影
八朔の木に蜂球ができ始めた 13時58分撮影

その後4日経った5月12日も八朔の木に蜂球を作ったままで留まっていました。

3度目の自然入居 54群?

5月10日、庭の西方の空き巣箱置き場で、巣箱を出入りしているミツバチに気づきました。

空き巣箱を出入りしている 5月10日10時00分撮影

しばらく観察していると、後脚に花粉を付けて巣箱に入って行くミツバチがいることが分かりました。この巣箱に棲みついているようです。

花粉を後脚につけて巣門を潜るミツバチ 10時1分撮影

この巣箱は、元8群の巣箱です。3月16日のブログ「越冬越えの9つの群」の中の1つですが、後にコロニーが崩壊していました。この巣箱の中には、オリジナルの巣枠の巣が入っていて、崩壊後もそのままにしていました。新入居者は、その既製の巣脾をそのまま利用していました。

巣枠の巣 空きスペースの巣板は元8群が作ったもの 10時10分撮影
観察窓から見たところ 10時13分撮影

この新入居者は、5月5日にヤマモモの木に蜂球を作っていた54群ではないかと思っています。54群はそれほど大きな蜂球ではなかったこと、5月7日にヤマモモの木からいなくなったこと、その前後に分蜂した53群と55群は、逃去の場面を目撃していることから、54群のように思います。
5月7日に自然入居したとすれば、今日(10日)で3日経ったことになりますので、庭の他の場所へ巣箱を移動させることは諦めました。空き巣箱置き場にそのまま置いておきました。

庭の西方の空き巣箱置き場 中央が新入居者の巣箱

4月30日以降の逃去分蜂群5群

4月30日から今日(5月6日)までに逃去した分蜂群は5群あります。

48群

八朔の木に蜂球 4月30日11時52分撮影
八朔の木の近くにニホンミツバチ用の重箱を置く 4月30日15時34分撮影
翌日5月1日7時24分撮影
逃去 5月1日12時05分撮影

52群

11群から分蜂 5月4日9時54分撮影
東斜面下のフェンスに蜂球 5月4日10時31分撮影
逃去していた 5月5日6時56分撮影

53群

12群から分蜂 5月5日9時26分撮影
八朔の木に蜂球 5月5日9時28分撮影
逃去 5月5日11時42分撮影

54群

ヤマモモの木に蜂球 5月5日9時46分撮影
翌日の5月6日12時03分撮影
逃去していた 5月7日8時14分撮影

55群

ウルトララズベリー超大王に蜂球 5月5日14時00分撮影
翌日の5月6日6時56分撮影
逃去 5月6日11時47分撮影

2度目の自然入居 51群

5月2日に、初めて分蜂群の自然入居を観察したばかりでしたが、今日5月4日にも西洋ミツバチの自然入居がありました。
正午前、前回と同じ庭の西方の巣箱置き場に置いてあった重箱式の西洋ミツバチ用の巣箱に分蜂群が集まっていました。

5月4日11時52分撮影
11時54分撮影

巣門直下にもたくさんのハチがいました。よく見ると、働きバチの体色はどの個体も同じですが、雄バチの体色は大まかに言って2種類あるようです。

雄バチの体色は一様ではない 11時56分撮影

大部分のハチが重箱式の巣箱に入ったので、巣箱を池のほとりに移動しました。

巣箱を池のほとりに移動した

ところが、巣箱置き場に残っていたミツバチたちは、すぐ隣りにおいてあった縦長式の巣箱に集まるようになり、巣箱の前面をかなりの数の働きバチが飛び交うようになりました。そこで、捕虫網で飛んでいるハチを捕らえ、池のほとりの巣箱まで持っていって、放つと言うことを繰り返しました。しかし、なかなか巣箱置き場のミツバチが減りませんでした。そうこうしている時、捕虫網の中に女王バチが入っているのに気づきました。女王バチが巣箱の前面で飛んでいたことになります。なぜそのようなことになるのかは分かりませんでした。ですが、女王バチを池のほとりの巣箱の中に入れて以降は、巣箱置き場のミツバチが明らかに減っていきました。

捕虫網の中に入った女王バチ 13時35分撮影

ところで、自然入居した重箱式の巣箱には、滅亡した群が作った巣板がそのままぎっしりと詰まっています。新たに巣板を作る空間はほぼないと考えられますので、分蜂時に腹部に溜め込んだ蜜からミツロウを作る必要がないように思えます。運んできた蜜を巣房に貯めているのでしょうか。

この分蜂群は、前日の5月3日に分蜂して、幸水梨に蜂球を作っていました。今日になってもまだ飛び立っていなかったのですが、巣箱置き場に大量のミツバチがやって来た直前には、蜂球がなくなっていました。状況から考えて、自然入居したのはこの分蜂群です。ただ、この分蜂群がどの巣箱から出たのかは分かりません。

幸水梨の木に蜂球ができていた 5月3日14時32分撮影
今日の朝 5月4日7時59分撮影
蜂球がなくなっていた 11時51分撮影

この分蜂群を51群と名付けます。

50群を捕獲

5月2日、分蜂元は分かりませんが、東側のクリの木に蜂球ができていました。かなり大きな蜂球でしたので捕獲することにし、オリジナルの10枚巣箱に捕獲しました。

東側のクリの木にできた蜂球 5月2日13時06分撮影
オリジナルの10枚巣箱に強制捕獲した 16時09分撮影

巣箱は、6群の南横に置きました。

この分蜂群を50群と名付けます。

初めての自然入居 49群

庭の西方に西洋ミツバチやニホンミツバチ用の空き巣箱を置いています。その空き箱を訪れるミツバチがいましたが、何かを得るために出入りしているようでした。
ところが、5月1日、その空き巣箱置き場から、ミツバチの羽ばたく大きな音が聞こえてきました。見ると、大群がオリジナルの10枚巣箱周辺に群がっていました。

5月2日13時03分撮影
巣門直下でも群れている 13時13分撮影

しばらくして巣門直下を見ると、死んでいる働きバチがいました。

13時34分撮影

オリジナル10枚巣箱に入居し始めて、恐らく1時間半ほど過ぎた頃に見に行くと、ほとんどの働きバチが巣箱の中に入っているようでした。ただ、巣門直下にはかなりの数の働きバチが残っていて、死んでいるか、死にかけていました。

14時30分撮影

どうやら戦いがあったようです。スモン直下に働きバチが多数いたのは、戦っていたからなのでしょう。恐らく、分蜂群がやって来る以前から、この巣箱に出入りしていたミツバチがいて、そのミツバチを分蜂群が追い払ったのでしょう。
この自然入居した分蜂群が入った巣箱は、元4群を設置していた場所に置きました。この分蜂群を49群と名付けます。

元4群の巣箱を置いていた場所

ところでこの49群はどこからやって来たのでしょうか。前日の1日の早朝に、清水白桃に蜂球があることに気づき、2日の午前中もまだ留まっていた分蜂群がありました。この自然入居に気づいた時、その分蜂群の蜂球がなくなっていましたし、分蜂群の規模から考えても、清水白桃に蜂球を作っていた分蜂群に違いないように思えます。

清水白桃に蜂球ができていた 5月1日7時24分撮影

47群を捕獲

4月30日に12群から分蜂がありました。二十世紀梨に蜂球を作りました。

中央が分蜂元の12群の巣箱 4月30日11時22分撮影
二十世紀梨に蜂球を作り始めた 11時30分撮影

これまでは、蜂球を巣箱の中に入れて、強制的に捕獲していましたが、今回は、巣箱に自然に入るかどうか試してみることにしました。市販の10枚巣箱を蜂球の直ぐ傍に置き、分蜂元の巣箱から蜜巣枠を1枚取り出し、新しい巣礎枠2枚と一緒に巣箱に入れました。

蜜巣枠と巣礎枠を入れる 15時11分撮影
自然入居を期待して 15時13分撮影

しばらくすると、働きバチが巣箱を出入りするようになりました。

15時33分撮影

しかし、翌日になっても巣箱の中に入っていませんでした。

5月1日7時23分撮影

そこで、逃去のリスクを避けるため、強制捕獲しました。巣箱は、南斜面の下に置きました。

この分蜂群を47群と名付けます。