少し前から何度も見るようになっていたのですが、シオヤアブがミツバチを襲っていました。昨年は、気づかなかったのか、シオヤアブは見ていませんでした。

6月28日、49群からの分蜂が始まりました。分蜂の初期に気づきましたので、巣門で女王バチを捕らえることができるかもしれないと思い、逃去防止器を急遽取り付けたのですが、既に遅かったようです。分蜂されてしまいました。ただ、分蜂する働きバチの数を少し少なくできたかも知れません。
この分蜂群は次の日の10時過ぎには逃去していました。
この分蜂群を63群と名付けます。
6月4日に赤い屋根の巣箱Aを2段にしていますが、今日6月22日、巣箱Aを3段に、巣箱Bを2段に拡張しました。
6月13日にビックリグミの木に蜂球ができているのを見つけました。分蜂元は分かりませんでした。
6月16日になって、この蜂球が逃去する「瞬間」を目前で見ることができました。以下の写真は、逃去に気づいてから蜂球がなくなるまでの僅かに26秒間の10枚の記録です。
そして空を見ると、ミツバチがたくさん舞っていました。
この分蜂群を62群と名付けます。
5月29日にヤマモモの木にとても小規模な蜂球ができているのに気づきましたが、捕獲せずにそのままにしておきました。
この分蜂群は長い間逃去しないでいたのですが、今日(6月15日)見ると、枝に巣板ができていました。
赤い屋根の巣箱の観察窓から、蜜房の断面を見ました。
巣房いっぱいに蜜が貯められている場合、蜜蓋(白っぽく見える)が掛けられているのが分かります。蜜が巣房の奥や側面に溜まっている巣房も見られます。そのような巣房には蜜蓋は掛けられていません。
巣箱Aと巣箱Cの蜜房を比べると、巣箱Cでは、蜜蓋が掛けられていない蜜房が多くあることが分かります。巣箱Cの46群の方がより早く増勢したことを考えると、巣箱Cの蜜量の方が多くなっても良いはずですが、そうはなっていません。これは、巣箱Cでは分蜂が2回行われた結果、分蜂群が蜜を持ち出したからなのかも知れません。
ちなみに、巣箱Cの巣板の下方を見ると、まだ蓋がかかったままの王台が複数見つかりました。
5月31日に赤い屋根の巣箱Cから分蜂があったばかりでしたが、それから9日後の6月9日、再度分蜂がありました。
分蜂に気づくのが少し遅かったのですが、昨日赤い屋根の巣箱Aで使い始めていた分蜂防止器を巣箱Cの巣門に急遽取り付けました。しかし、やはり取り付けるのが遅かったようで、女王バチは捕らえられませんでした。
蜂球を作る場所がかなりの時間定まらなかったようです。それから20分ほどして、梅露茜の枝に蜂球を作り始めました。
翌日(6月10日)の夕刻になっても、まだ蜂球のまま留まっていましたが、12日に気付くと逃去していました。
蜂球を作っていた箇所を見ると、蜜蝋が付いていました。
この分蜂群を61群と名付けます。
先日(5月31日)、赤い屋根の巣箱Cから分蜂があったのですが、赤い屋根の巣箱Aでも分蜂が起こりそうになっていました。そこで、6月8日、強制的にも何とか分蜂を防ぐための工夫をしてみようと思いました。
市販されているニホンミツバチ用の逃去防止器を3個持っていましたので、これを使うことにしました。
ニホンミツバチ用ではありますが、西洋ミツバチの働きバチも出入りできることが分かりました。ただ、くぐり抜けるのがやっとと言う感じでしたので、少し上下幅を広げることにしました。方法としては、高さを斜め切りにした角棒を差し込んで、上下幅を広げます。
こうすることで、通り抜けのしやすさがかなり改善しました。
ただ、雄バチは通り抜けができませんので、分蜂が良く起こる午前中のみ設置することにしました。
赤い屋根の巣箱を使い始めて6週間ほど経ちますが、底箱はとてもきれいでした。6月1日には巣箱Cの6月4日には巣箱Bの底箱を取り替えましたが、いずれもスムシはいず、粉状の廃棄物もありませんでした。市販の10枚巣箱と比べると巣箱の底面積が随分と狭いのですが、そのことが良かったのでしょう。
5月25日に、赤い屋根の巣箱に採蜜箱を設置しましたが、その採蜜箱には、それぞれ巣礎枠を3枠ずつ入れておきました。今回は、巣礎枠を10枚追加作成し、6月1日、内検を行いました。
巣箱Aはとても充満したコロニーになっていました。3枚の巣礎枠では足りなかったようで、自然巣板を作り始めていました。
そこで、自然巣板を取り除き、巣礎枠を5枚追加して採蜜箱いっぱいの枠8枚にしました。
巣箱Bは、自然巣板はありませんでした。巣箱Aと同じように巣礎枠を5枚追加して、採蜜箱いっぱいの枠8枚にしました。
巣箱Cは、前日に分蜂してしまったからでしょう、採蜜箱の中の巣板にはミツバチがほぼいませんでした。巣礎も僅かにしか盛られてなく、蜂蜜は溜められていませんでした。巣箱Cは巣礎枠を追加することなく、3枚のままにしておきました。