月別アーカイブ: 2023年3月

飼育箱の底の様子(3月27日)

10群
10群は一時的に市販の巣箱に入れていましたが、オリジナルの10枚巣箱に戻しました。その際、市販の巣箱の底の様子を調べました。

10群 3月27日撮影

ヘギイタダニ駆除剤(アピバール)を投与して3月31日で6週間になります。3月27日は駆除剤を取り外すほぼ直前の日ですが、ヘギイタダニの死体は極く僅かのようです。このことから、ダニはほぼ駆除できていると考えられます。
この写真にはスムシが2匹写っています。また、かなり多くのミツバチの卵が落ちています。

11群
11群の巣箱はニホンミツバチ用の巣箱で、重箱式です。最後に底箱を交換したのがいつだったのか記録していませんが、かなり長い間、恐らくは短くても昨年の秋ごろ以降交換していません。元々の底箱は高さが長く、巣板が底箱の中まで伸びてきていたため、もう1つの自作の高さ4cm(内法)の底箱が使えなかったのです。今回底箱を交換するにあたり、巣板の下端を切り取って、巣板が底箱の底面に触れないようにしました。

高さが長い元々の底箱の様子 3月27日撮影
ヘギイタダニの死体がかなり多く見られる
スムシが羽化した跡がある

底箱を交換することでスムシは駆除できたと思いますが、ヘギイタダニはまだかなりの数、生き残っているかもしれません。(10群同様にアピバールを3月31日まで投与中)

46群
赤い屋根の巣箱Cの底箱の様子です。

3月27日撮影

かなり多くのヘギイタダニの死体が見えます。ヘギイタダニはまだかなりの数、生き残っているかもしれません。。(10群同様にアピバールを3月31日まで投与中)

54群
54群は、縦長式の巣箱の中に巣枠を入れて飼育していますが、その巣枠に巣板を固定するために麻紐を使っていました。その麻紐をミツバチが食いちぎって底箱に落としていました。

麻紐のくず 3月27日撮影

食いちぎられた麻紐は、底箱の中央にまとめられていましたが、麻くずの中に多数のスムシがいました。

麻くずの裏面
ヘギイタダニはほぼいない

幸いなことに、ヘギイタダニはほぼいないようでした。今飼育しているセイヨウミツバチ4群の中で、もっとも勢いが良いのがこの54群ですが、ヘギイタダニがほぼいなかったからなのでしょう。(10群同様にアピバールを3月31日まで投与中)

サクラの花とミツバチ

庭の暖地桜桃(サクランボの木)が開花しています。そこへ自宅のセイヨウミツバチが飛来していました。

3月14日13時50分撮影
3月14日13時50分撮影
3月14日13時51分撮影

暖地桜桃は、11群の巣箱の直ぐ前にあります。ですが、飛来するミツバチの数は、少ないようです。

暖地桜桃と11群の巣箱

45群が崩壊

赤い屋根の巣箱B(45群)については、昨年の12月10日から分かっていたようにヘギイタダニの被害がかなり進んでいました。
それに先立つ昨年の9月3日からはアピスタンを投与していましたが、45群には十分には効果が得られなかったようです。2月17日からもダニ駆除剤(アピバール)を投与しましたが、既に手遅れだったようです。
何日も前から45群が崩壊していることに気づいていましたが、3月11日、箱の中を開けてみました。案の定、45群は崩壊していました。

45群は既に崩壊している 3月11日撮影
底箱の様子 前回の1月20日の底箱替えの時が崩壊のピークの後だったようだ 7時56分撮影
巣脾の様子 7時57分撮影