赤い屋根の巣箱の観察窓から、蜜房の断面を見ました。
巣房いっぱいに蜜が貯められている場合、蜜蓋(白っぽく見える)が掛けられているのが分かります。蜜が巣房の奥や側面に溜まっている巣房も見られます。そのような巣房には蜜蓋は掛けられていません。
巣箱Aと巣箱Cの蜜房を比べると、巣箱Cでは、蜜蓋が掛けられていない蜜房が多くあることが分かります。巣箱Cの46群の方がより早く増勢したことを考えると、巣箱Cの蜜量の方が多くなっても良いはずですが、そうはなっていません。これは、巣箱Cでは分蜂が2回行われた結果、分蜂群が蜜を持ち出したからなのかも知れません。
ちなみに、巣箱Cの巣板の下方を見ると、まだ蓋がかかったままの王台が複数見つかりました。