5回目の分蜂(5月12日) 分蜂元11群(2回目)
赤い屋根の巣箱のBを用意し、その巣箱に分蜂群を入れようとしましたが、フェンスに股がって蜂球があるため、一部の塊しか捕獲できないでいました。そうこうしていると、女王バチがいる塊を捕らえたのですが、巣箱の中に誘導することができず、飛び去ってしまいました。それから暫くして、再び女王バチをフェンスの蜂球で見つけ、捕獲し、今度は巣箱の中へ誘導することができました。先程、飛び去って行った同じ女王バチだったはずでした。ところが、巣門では、仲間を巣箱に誘導する時の多数の働きバチによる通常の行動が見られませんでした。
その時、蜂球の真下のブロック塀にミツバチが集まっていました。探ってみると、女王バチがいました。
ところがその女王バチはなぜか弱っているように見えました。女王バチを捕らえ、赤い屋根の巣箱に入れました。すると、多数の働きバチが、巣門で仲間を誘導し始めました。
既に女王バチが1匹巣箱の中に入っているはずでした。しかし、分蜂の主体はこの弱りかけていた女王バチだと考えられます。それとも、同一の女王バチだったのでしょうか。
その後、赤い屋根の巣箱を移動し、巣箱台の上に設置しました。ところが、14時半頃、巣箱の周りの異状に気づきました。多数のミツバチが巣箱の周りを飛び交っていました。巣門の直下を見ると小さな塊がありました。
その塊の中に、弱っている女王バチがいました。この女王バチは、巣には戻しませんでした。
この分蜂群を70群と名付けます。