赤い屋根の巣箱C(46群)からは、5月17日に初分蜂がありました。それから9日後の5月26日、2回目の分蜂がありました。
この分蜂群を75群と名付けます。
ところでその翌日、またもや46群から3回目の分蜂がありました。この分蜂の様子はビデオに収めました。
予てから、分蜂時のどのタイミングで女王バチが飛び立つのかを知りたいと思っていました。以前、分蜂時に女王バチが飛び立つところを見たことがありましたし、昨日の46群からの分蜂時にも女王バチが飛び立つところを見ました。ですから、女王バチが飛び立つタイミングを追試的に観察したいと思っていたのです。
このビデオからは、女王バチは分蜂時の比較的遅いタイミングで巣箱から飛び立ったことがわかります。そして、女王バチが飛びたった直後の分蜂群の様子を見ると、既に多数の働きバチが密集しつつある空域がありました。
この状況から考えられることは、女王バチが働きバチを引き連れて分蜂すると表現するのではなく、働きバチが蜂球を作る場所を決めた頃、女王バチが何かしらに誘導されて多数の働きバチがいる場所に飛んで行く、と表現するのが良いように思われます。
この分蜂群を76群と名付けます。午後から知人と一緒に捕獲する予定にしていましたが、12時40分ごろ、逃去してしまいました。