7月3日、小規模な蜂球がフェンスにできていました。
7月1日と2日は、家を出ていましたので、いつ分蜂したのか、何群から分蜂したのかは分かりませんでした。それから3日経っても飛び去っていませんでした。
7月6日、この分蜂群を捕らえて、74群と合同することにしました。
74群は、5月20日に捕獲した分蜂群で、いつのまにか女王バチを失っていました。そこで、69群から卵がある蜂児枠を1枚74群に入れたのですが、女王バチは生まれませんでした。
フェンスにできた分蜂群は捕獲し難いため、一工夫することにしました。
69群から蜂児がいない少し巣盛りしている巣礎枠を取り出しました。わずかに蜜が溜まっていました。
この巣礎枠を分蜂群のすぐ横に吊るしました。
南面からよく見ると巣房を作っていました。
巣房を取り出した後、南面から薫煙器で煙を掛けて、分蜂群を巣礎枠の方へ移動させました。
巣礎枠に女王バチがいることを確認して、巣礎枠を74群の巣箱の中に入れました。
蜂球痕に取り残された蜂がいました。
これまでは、蜂球のすぐ近くに巣箱を置いて捕獲していましたが、今回は少し離れています。取り残された蜂たちはどうなるのでしょうか。
暫くして74群の巣門を見ると、十数匹が誘引行動を始めていました。
翌日、フェンスにはミツバチはいませんでした。分蜂群に合流できたのでしょう。
分蜂群と74群との合同はうまくいったのでしょうか。
巣箱の中にミツバチの死体は見当たらず、戦いはなかったようです。分蜂群の巣礎枠を74群の巣枠の横に移動しました。
この分蜂群を78群と呼ぶことにし、当面の間この合同群を「78群(+74群)」と呼ぶことにします。