9月9日のブログ「改良スズメバチ捕獲器を検証」では、スズメバチ捕獲器の捕獲スペースを1段から2段に改良したことで、「昨年までよく起きていたのですが、1段目でスズメバチにたくさんのミツバチが殺されると言うこともありませんでした」と書いたのですが、9月18日、その恐れていたことが起きてしまいました。2時間弱外出して帰宅すると、5群に設置しているスズメバチ捕獲器の1段目の中で、オオスズメバチとミツバチが戦っていました。既にたくさんのミツバチが殺されているようです。
捕獲器を外して、死んだミツバチを取り出しました。
殺されたミツバチの数を数えてみると、102匹でした。
スズメバチ捕獲器の捕獲スペースを1段から2段にしていても、安心できないことが分かりました。ただ、2段にしていることで、このような事態が起きるリスクが少なくなっているとは思うのですが。
ところで、2段に改良したスズメバチ捕獲器は5群の他にも、2群・4群・6群に設置しているのですが、5群は他の群とは違って、巣門の周りにより多くの働きバチが待機しています。また、過去にコガタスズメバチを倒しています。5群が、積極的に戦いに挑む態勢でいることが、今回の事態を招いたのかも知れません。
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