33群の女王バチを小型容器に収容

昨年の11月2日のブログ「三度の逃去」で落ち着いていた33群ですが、1月28日の朝、異変がありました。巣箱の近辺に動かなくなったミツバチの働きバチが多数いました。地面にとまる姿勢で動かなくなっていて、触るとまだかすかに動く個体もありましたた。明らかに死体を仲間が巣箱の外へ運び出したのではないことが分かります。

岩の上などに動かない多数の働きバチがいた 2022年1月28日8時43分撮影

思い当たることがありました。前日、この33群の巣箱の辺りを飛んでいるミツバチがいたのを思い出しました。いつもになく活発に活動しているようでした。もしかすると盗蜜だったのかも知れません。
15時半ごろ、33群の巣箱を見に行くと、やはり、ミツバチが活発に巣門を出入りしていました。

巣門を出入りするミツバチ 1月28日15時28分撮影

ふと、直ぐ近くの岩を見た時、そこに女王バチがわずかな働きバチと共にいるのに気づきました。

近くの岩に女王バチがいた 15時29分撮影

これで、盗蜜が確定しました。巣箱を開けることにしました。

巣箱には僅かに2枚の巣脾を入れている
外側の巣脾 この巣脾は元々空巣脾だ
箱側(内側)の巣脾 12群から蜜巣脾を入れていた
上の写真の拡大写真
死んでいる働きバチが目立つ

女王バチと女王バチを取り囲んでいた僅かな働きバチを容器(スズメバチ巣駆除器)に入れ、それから巣蜜(箱側の巣脾から)を入れ、更に盗蜜に飛来してきていたミツバチを入れました。

スズメバチ駆除器の中 16時34分撮影
中央が女王バチ 16時39分撮影
中央が女王バチ 16時47分撮影

他の巣の働きバチを容器の中に多数入れたのですが、当初から争いは見られませんでした。女王バチ側も、盗蜜に飛来した側も互いに馴染んでいるようでした。

今日1月29日、容器の中は安定しているように見えます。

中央が女王バチ 1月29日9時53分撮影
室温が20℃を越え、活発に動き回っている 10時47分撮影

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